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またの名は、エル・パソの紅い翼竜

派遣社員マユのブログです~☆
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  • 05/05/07:31

おしまい

 やっと彼氏の舞台が終わった。
 お越しくださったお客様は神様だと、彼氏が言ってました。

―これで、ちょっとはどこかに連れてってもらえる……

 そんな風に思っていた時期があたしにもありました。


 えー。
 なんか8月1日にもライブハウスでのイベントに参加するらしく、これからネタ出し? だそうです。
 なんじゃそら。
 しかも9月の1週にはまたもや舞台とのこと。
 しかもしかも自主公演だと。

―あのさ、ナックルパートしていい?

「嫌だよバカ。ナックルパートってただグーで殴るだけだろ!」

 ムカツク!
 あたしったら彼氏の芝居観に行ったせいでダービー買えなかったのにぃ。
 ってか、あれ三連単逆三角ボックスで絶対取れたよー。

 三着(に入りそうっぽい)グループを5-6頭一着に。
 二着グループ2-3頭を二着に。
 そして一番人気(と、場合によっては二番人気も)を三着にする奴ね。
 まあ、競馬わかんない人はググって自分で調べて。



 悔しいからローリングクレイドルでぐるぐる回してやった。
 ざまあみろ。

 あー、なんか路上でファイトしたい気分!
 その辺にオヤジ狩りとかしてるような社会のクズみたいなの居ないかな……。

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デビュー

 うっ。
 日記が10日も空いてビックリしちゃった。
 中の人がホントに忙しいもんだから……
 ってマユの中に人なんか居ない!

 マユです。


 前回の続きだけど。

「こ、ここは?!」

 驚くガガさん。
―コーヒーがタダで飲み放題のオアシスだよ

「あのぉ……うるさいし煙いし怖いし……もうヤダァ」

―漫画読みながらコーヒー飲んでればいいよ。

 泣き言をいうガガさんを置いて、卓に向かうあたし。

 そう、ここは雀荘。
 今日はでっかく勝てる気がする。
 ちなみにレートは3.1-3。
 箱ワレで18本凹むわけね。
 チップは1本。
 1本=10000ペリカね。察して。

 さて、結果だけ。
 あたしは2半荘で2着-2着でした。
 チップでちょっと儲けて10本ちょい浮き。
 つか、この日タンヤオしかあがってねえー。
 優等生か!
 あ、ごめん。なんかタンヤオって優等生なんだよねあたしの中では。

 ちなみにガガさんは火だるまになってました。
 もうっ。
 コーヒーだけ飲んでればいいのに。
 お菓子も食べ放題なのに。

「だって……麻雀格闘倶楽部の成果を生かしたかったんだもん」

 符計算もできないくせに何言ってんだか。。。


 あ、彼氏ですけど結構がんばって稽古してるみたいなので、良かったら観に行ってあげてくださいね。
 5/26(水)から5/30(日)まで、恵比寿エコーだよー。

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感謝してました

 彼氏の携帯損壊事件ですが、メモリーが無事に保護されて返ってきたそうです。
 連絡頂けた方、どうもありがとうございます、との事です。


 最近のあたし、ずーっとバイトです。
 バイト→寝る→バイト→寝る

 ……バターになっちゃうよ。

 ちびくろサンボギャグ炸裂。
 彼氏は稽古が忙しくてどこにも連れてってくれないし。
 ってか稽古が忙しくなくてもどこにも連れてってくれないけどね。
 まあ、別にどこにも行きたくないし。

 ただ、彼氏は。
 芝居が終わったら。

 水を採りに行く、との事。

 通称「水狩り」。
 湧き水を汲むだけのシンプルなイベント。
 これを派遣の同僚ガガさんに話したら「……うわっ」って言ってた。
 彼氏が次に狙ってるのは東丹沢

 ……どこだよ。

彼氏曰く「神奈川県愛甲郡だよ」

 ……だからどこだよ。

ガガさん曰く「絶対焼肉食べ放題の方がいいよ」

 そういうのばっかりだからガガさんって太ってんじゃないの?

「私は、小学生の時からデブだったんですー」

 ああ、そう。
 まあ、いいんじゃないかな。
 ってか、あたしはどうせなら陸上自衛隊広報センターがいいな。
 シミュレータとか体験コーナーとかあるし。

 以上は昨日の事なんだけど。
 まあ、そんな感じで仕事終わりにガガさんとマックに寄る事が多くなってきた。
 なんか女子高生の放課後みたいだ。
 あたしはコーヒーを。
 ガガさんはダイエットコーラとマックチキンとビッグマックとポテトとてりやきバーガーとえびフィレオを。


 そっか。
 あたしにもガガさんにも女子高生だった頃があるんだね……。

「私は……いじめられてて友達も居なかったから、マックなんて独りでしか来た事なかった」

 へえ。
 あたしなんかマックって今日始めてきた。

「はあ? 嘘でしょ」

 ホント。
 だいたいあたし、コーヒーしか飲まないし。
 コーヒーだけ飲むんだったらもっと良いとこがあるよ。タダだし。

「タダか……。でも私、コーヒーは好きじゃないんだよなー。コーラは好きだけど」

 コーラもコーヒーもタダの場所知ってるよ。

「ホント?!」

 と言うわけで明日の仕事終わりはそこへ行く事になった。


「って、どうせ献血なんじゃないの?」




 残念。
 あたし、血が無いんだよな……。

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ケータイ

 オッス、メッス、キッス!
 マユです。

 最近は更新することもさっぱりなくて、退屈で平穏な日々。
 そんな日常をぶち壊すべく誕生したのがハイパーヒューマノイドのあたし。
 だからぶち壊してやった。

 待ち伏せる。
   ↓
 彼氏帰宅。
   ↓
 ドア開けた途端にコルバタ(人工衛星ヘッドシザースとも言う)
   ↓
 彼氏、壁に激突
   ↓
 尻ポッケに入ってた携帯電話がご臨終

 まあ、こんな感じ。
 彼氏にはすげえ怒られた。

「コルバタに関しては、良い。回転もスピードも良かった。ただ何の前兆もなくやられると困る。現に携帯が壊れた」

 だいたいこんな感じ。
 でも不意打ちじゃないと、掴まれてパイルドライバー食らっちゃうしな。


 あ、そうだ。
 つまり何が言いたいかと言うと、彼氏の携帯がホントにぶっ壊れて修理中ですが、メモリーも無事かどうかわかりません。
 ここ見てる彼氏のお知り合いの方はぜひ、あたしの彼氏にメールしてあげて下さい

 彼氏は、なんかすげえ困ってるみたいです。
 あたしは別に困らないんだけど。

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動画

■昨日の自宅。

 彼氏がずっとyoutubeで動画を見ていた。
 元気が出るらしい。
 知らんがな。


■昨日の職場。

 仕事終わりの休憩室で。
 ガガさんがお菓子全然食べないくせにえらく太っているので、その疑問をストレートにぶつけてみた。
 結果、泣かせてしまう。

「うええええん。生まれつきなのよぅー」

 うん。だと思う。
 ただ、努力次第である程度変えられるとも思うのよ。

―天龍源一郎はね、

「誰?」

―元々関取で前頭筆頭まで行ったんだけど廃業してプロレスラーになった人。天龍は全日本プロレスに入門するんだけど、馬場はもちろん鶴田にも敵わないわけ。

「馬場? 鶴田?」

―相撲は短距離走、全日はマラソンってよく例えられるんだけど、スタミナはないし、俊敏さも器用さも技術もなんもないわけ。
 このままじゃダメだ。
 また廃業になっちゃう。
 そう思った天龍は桜の樹の下で座禅を組んで瞑想してたのね。10時間も。

「すごい! 10時間?」

―多分、お釈迦様が菩提樹の下で瞑想して悟りを開いたことと重ねたんだと思う。でも、桜の樹だからさ、花びらがひらひら落ちてくるわけ。
 だんだん瞑想どころじゃなくなってきて、鬱陶しいなあと思って手で払ったわけ。
 そうしたら。

「そうしたら、何?」

―まっぷたつに切れたの。桜の花びらが。

「まっぷたつ? あんなに小さな桜の花びらが?」

―信じられなくてもう一回狙ってやってみたら、……できない。まっぷたつにならないの。まっぷたつどころか、千切れもしないの。天龍はさっきできたことがもう一度できないのが悔しくって、それから毎日桜の樹の下で桜を手で切ることを繰り返した。
 そうしたら。

「そうしたら、何?」

―切れたの。桜の花びらがまっぷたつに切れたの。それは青葉が眩しい季節だったと言う。桜はもうその頃には、すっかり散ってしまっていて温水洋一の頭みたいになってたらしいわ。

「禿げ散らかしてたのね。それで」

―それで、それを陰から見ていた馬場社長が「おい天龍。よくやった。これでソープに行ってこい」って10万円くれたわけ。

「ソープって10万円もするんだ?」

―その後は、もう周知の通り。天龍は桜の樹の下で生み出したオリジナルの必殺技『袈裟切りチョップ』を引っ提げて一躍スターレスラーの仲間入りをしたってわけ。
 つまりね、ガガさん。
 努力は必ず報われるって話よ。
 どんなにデブでもブスでも根暗で根性がひん曲がっていても金が無くても……ホモが絡み合う妄想ばっかりしていても、ね。



「うわあああん」

 ガガさんは泣きながら帰ってしまった。
 ちょっとやり過ぎたか。
 あたしは彼女のために良かれと思って、言ったんだけど。


 あ、ちなみに。

 天龍の逸話、全部ウソです。

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魔法と科学

「園城寺さんもさ」

―だから苗字で呼ばないでって。何?

「紙に嫌な奴の名前を書いてさ、この人形に」

―いいよ。


 科学の申し子なんだから、呪いのおまじないなんて超矛盾じゃん。
 どうも。人造人間のマユです。

 なんかガガさんがあたしを友達認定したのか、やたらモノをくれようとする。
 ブードゥー人形とか五寸釘とか山羊の毛でできた輪っかとか。
 その度にいらないって言うんだけど。
 ってか、山羊の毛でできた輪っかって何に使うのさ?

 もっと飴とか頂戴よ!
 特にバター飴とか。

「あ、あたし飴きらいなんだ。だってすぐ噛んでなくなっちゃうから」

 瞬殺か。
 飴噛む人ってストレス溜まってるんだそうだけど。

「園城寺さんはさ」

―だから苗字で呼ばないで。何?

「人を恨んだりしないの?」

―しないよ。

「腹立ったりとか、ないの?」

―ないよ。

「なんで?」

―なんでって……。例えばさ、ムカツク奴居るとするじゃん。職場とかに。

「うん」

―その日の体調によるんだけど、例えば大阪臨海アッパーとかで黙らせちゃう。

「なに? 大阪臨海……」

―知らないの? 大阪臨海アッパー。大阪プロレスみないの?

「……みないよ」

―しょうがないな。ビデオ貸そうか?

「いいの? 貸して貸して」


 しまった。
 この調子だと仲良くなってしまう。
 面倒臭いなあ。

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映画

 何パンが好きって聴かれてどう答える?
 あたし別にパン好きじゃないし困るよね?
 マユです。

 ガガさんに今朝聴かれたんだけどさ。
 パンて?

―ガガさんは何パンが好きなの?

「うん。えっとね。ジャムパン、カレーパン、クリームパンの御三家は当然として」

 ごさんけ?

「焼きそばパン、ソーセージパンに……ミニスナックゴールド! あとそれから、あ、アンパン忘れちゃダメじゃないかワタクシ。ウヒヒッ。それからチョココロネ。あと」

―わかった。もういい。

「えー。園城寺さんは?」


 なんで名前知ってんの?

「や。なんか……リーダー(派遣リーダーね)の名簿みたいの見えちゃって」

―お願い。苗字で呼ばないで。マユでいいから。

「ふーん。で、マユさんは何パンが好き?」

―さん、要らないから。マユでいいから。

「ええー。ワタクシさ、さん付けくん付け以外で人の事呼んだ事ない……」


 面倒臭いからカンタンに略すけど、ガガさんは小学生の時から虐められていて、そのせいで人の名前を敬称つけて呼ぶ事にしたんだって。って言うかそれしかできないんだって。なんか気持ち悪くなるらしい。死ね、って思う奴だけ心の中で呼び捨てにするんだって。あと死ねって思う奴の名前を紙に書いてブードゥー人形の心臓の部分に入れて人形ごと燃やすんだって。


 何の話だよ!

「ねえ、マユさんの好きな」

―彼氏かな。

「ええー。おのろけじゃなくってさ……」

 別にあたしパン好きじゃないんだよ。そもそもそんなに好きな食べ物って無いんだけどさ。でも、敢えて言うならさ、あたしって彼氏が好きじゃん? だから彼氏が死んだらパンに挟んで食べてもいいかな、ってちょっと思うんだよね。カニバリズムって言うの? そういう風習あるじゃん、一部の人間に。なんかわからないでもないんだよね。そういう気持ち。

 って言おうとしたんだけど言えなかった。
 長すぎて(あたしは彼氏以外とはあまり喋れない)。
 それを惚気に取られて、ちょっとショック。


 そうこうしてる内に休憩が終わっちゃった。
 参ったな。
 あたしが彼氏依存症とか根も葉もない変な噂が立たなきゃいいんだけど。


 あっ。
 彼氏の舞台の宣伝しなきゃいけないんだった。
 まあ、明日でいいか。

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gaga'n'boo

 もう一ヶ月くらい同じバイトしてるのに。
 あ、涅槃で待ってます。
 マユです。
 趣味は殺人事件なんかのあらましをネットで調べる事です。
 津山三十人殺し事件とか。

 もう一ヶ月くらい同じバイトしてるのに、未だに慣れない、スピーディーに仕事がこなせない。

 ガガさん。

 あたしの仕事は野菜を袋に詰めて時給790円貰う事なんだけど。
 外国人のババアが多くて、日本人で組むのはいつも同じ人なの。

 ガガさん。

 すぐ怪我するから、ガガンボみたいだなって思って。
 ほら、ガガンボって蚊をでかくした感じの虫。
 いるじゃん?
 でも蚊と違って全然血とか吸わなくって、で、ちょっとキモチワルイって感じでハタいたら。
 手、当たってないのに、ぽろって足とか取れたりすんじゃん。
 なんか超貧弱と言うか。脆弱と言うか?

 デブでどんくさくって大人しい性格で、脆い(主に体が)。

 それであたしの中では密かにガガさんって呼んでるんだけど。
 ガガさん、今日もケガ。
 刃物使ってないのに、手切ってるし。
 昨日は何にも無いところで躓いて捻挫してるし。
 一昨日は電車に乗ってるだけで熱でたとか言ってるし(ちゃんと仕事来たから良いんだけど)。

 ガガさんのケガ情報を毎日彼氏に報告してる感じ。
 あまりにもケガするもんだから彼氏が気の毒に思って、パチンコで取った景品のお菓子持ってってあげれば、とか言いだした。

―なんか可愛そうだからチョコあげるよ。

 これ、言われた方どうなの?
 考えちゃうよね。
 だがしかし。
 あたし、普段全然喋らないの。
 彼氏とブログは別だけど。
 彼氏以外とは会話で一回に20文字以上喋ったことない。
 こんなに長い台詞言えるのやらどうなのやら。

 だってなんか。
 言葉って面倒くさいじゃん?
 あたしの持論でもあるんだけど。
 人類の進化は言葉を失くす事だって。
 みんなテレパシーが使えるようになれば科学はもっと発達するとかしないとか。
 あたしは最先端の人間だからあまり喋らないわけ。
 うそ。
 人間じゃなかった。改造人間だった。
 ま、いっか。

 そんなわけで今日、ガガさんにお菓子を持っていった。
 いつも以上に静かなあたしの班。
 中国人のババア。
 メキシコ人のババア。
 ガガさん。
 あたし。
 外国人同士は全然喋んない。多分言葉がわかんないから。
 ガガさんも寡黙だし。
 あたしも寡黙だし。

 10分休憩の時、カバンからチョコと酢昆布を取り出した。

 あげる。

 ガガさん、「えっ?!」って感じでこっち見た。

―あげるよ。

 しばらく見つめ合う、あたし&ガガ。
 なんか変な空気になった。
 その時だった。
 中国人のババアがあたしのお菓子を奪い取った。
「くれる? ありがと」

 さすが中国人。ニコリともせず。

―ってか、ババアにやるんじゃないんだけども。

 ババアはあっという間に居なくなった。
 ロッカーに戻って自分のバッグに仕舞うんだろう。
 そして家の子供にやるんだろう。
 あたしの手から奪ったお菓子を。
 まあ、元々ガガさんにあげるつもりだったし、別にいいんだけど。

―共産主義ってなんなんだろうね。

 あたしが呟くと、ガガさんがブフッと笑った。
「私がさっさと受け取らないから……ごめん」
―謝らないでよ。
「えっ」
―謝らなきゃいけないことしてないじゃん。ガガさん。
「うん……えっ、ガガさん?」

 あ、しまった。
 つい、本人の前でガガさんって言っちゃった。

―名前、わかんないからガガさんって呼んでるの実は。
「あっ、そうなんだ。なんか……カッコ良すぎて恥ずかしいな」

 別にカッコ良くねえよ。ガガンボから来てんだし。
 とは、言わなかった。

「なんかレディーガガみたいで」

 レディーガガって何?
 そのうち、中国人のババアが帰ってきた。
 そして予想外な事にあたしの手に、中国版の福助?
 みたいな人形を握らせてきた。

「あげる。あなた、ワタシ、友達」

 そしてホントに予想外な事に、中国ババアが笑った。

 でも。
 んー。
 なんだろ。
 この中国福助、カワイイような気持ち悪いような。

「わあ、カワイイ。泥人形だ」

 ガガさんが嬌声をあげた。
 デブって無駄に声が可愛い事がある。
 てか、泥人形って何?
 パペットマンって事?

―じゃあ、あげるよ。
「えっ」
―あげるつもりだったし、お菓子。
「ええー。いいんですか。でもさっきのオバサンに悪いし」

 丁度いい感じに、ババアはタバコを吸いに行って居なくなってた。

―いいよ。わらしべ長者みたいじゃん。
「えっ。長者?」
―うん。わらしべ長者。お菓子が人形になったから。
「……そっかー。長者かあ」
―いや、あの、わらしべ。
「私が長者に……」


 ガガさんは休憩が終わったあとも「……長者かあ」と口癖のように言っていた。

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日吉

 昨日は彼氏の稽古が休みになったので、一緒にライブを観に行った。

220413.JPG








 普段から音楽を聴かないあたし。
 と言うのもどうにも音楽の必要性が感じられないと言うか。
 宇宙における地球と同じであってもなくてもどっちでも良くない?
 って思ってるから、あんまり興味ないんだけど。

 ただ彼氏に連れられていく知人のライブは結構当たりが多くて。
 聴いてるとなんかいい感じになっちゃう。

 この日はSOULTRUMPってユニットだったんだけど。
 サポートって言って助っ人制度みたいなのが普通にあんのね。
 音楽業界って。
 健介の三冠戦に北斗がセコンドについた、みたいな感じ?

 写真の左からサックス、トロンボーン、手で叩く太鼓?(なんて言うかわかんない…)、そしてベース。
 これだけ居たら超豪華。
 実際なんかいい感じだった。
 いい感じを具体的に書けないのが悔しいけど。
 ま、しょうがないよね。
 プロレスだったら何とでも書けるし。

 SOULTRUMPはこの日で解散らしい。
 せっかく知り合ったのに、残念。
 突然の発表で彼氏は涙目だった。


 そうそう、オープニングアクトにthe blue stoneが来てて、ボーカルの加茂さんと彼氏がなにやら密談してた。
 イベント一緒にやるかも、みたいな事言ってて…。
 へえ、と思った。

 ロックの会場で何やるんだろ?
 まさかコント?

「数年前にも加茂さんのライブでちょっとやった事があるんだよ。その時は漫才だったけど」

 漫才?!
 え、できんの?

「……。うん、まあ、いいじゃないか。その辺は」

 ふーん。で、次は?

「考えてないけど」

 じゃ、アレは?
 あたしの好きなアレやんなよ。

「ちょ。ねえよ! バカ!」

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境界線

 彼氏が稽古ばっかり行くので全然遊んでもらえません。
 マユです。
 5月末が本番らしいので皆様どうか観に行ってやってください。
 
 しょうがないから本読んだり映画のDVD観たりしてるよ。
 ヒマだし読んだ観たリストとか作ろうかな?
 今年読んだのは……阿刀田高の短編集(タイトル失念した)、村山由佳「キスまでの距離」、乙一「GOTH」、中島らも「異人伝」、あとなんだっけ……。
 やっぱ書かないと忘れちゃうね。
 DVDは「しゃべれどもしゃべれども」を観たばかりなんだけど、面白かった。
 彼氏は「面白い火焔太鼓とつまんない火焔太鼓の違いをもっと明確に出してくれればなー」などと言ってた。この人、国分太一に芝居で勝てると思ってるんだろうか。

「思ってないよ! 他では全敗ですから。その一部分だけちょっとなーって思ったの!」


 それにしてもあたしの彼氏はどうしていつも稽古ばかりしているのか。
 稽古の日に練習場所に行って稽古するのはわかる。
 でも家でも四六時中稽古しているのは頭がどうかしているからなのか。

「わたしの真ん中に俺が居る……マークX」

 聞き飽きた!
 最近こればっかり言うの。
 うまいこと言えた時は一回で終わるんだけど、言えてないっぽい時は繰り返し、言う。
 ってか、どの辺がうまいのかうまくないのかすらわかんない。

「それはな……オレが佐藤浩市さんになって、佐藤浩市さんがオレになって、宇宙とオレが一体になった時がうまいこと言えた時なんだよ」

 ……狂った?

「うむ。狂ってはいない。つまりその、カンタンに言うと上っ面だけでモノを言うのと体全体とその周り、つまり雰囲気とか場の空気的なものを支配しながら発語するのとは違うんだよ。なんだろうなあ。お相撲さんが稽古でやってるてっぽうと国技館の土俵でやるつっぱりは威力が違う、みたいなさ」

 みんなはわかったかな?
 マユはこの人の日本語が全然わかんないまま、今日のブログを終えることにします。

「待て待て。ブラマヨの小杉さんが言う『ヒーハー』と素人が言う『ヒーハー』では面白さが違うだろ」

 それはパクってる素人風情が寒いんじゃないの?

「そうでもないんだよ。小杉さんクラスなら『ヒーハー』じゃなくても何言っても面白いんだよ。『うんこぶりのすけ』でも面白いんだよ。何言っても笑っちゃう空気になりやすいんだよ。例えすべっても、ちょっと間をおいたら笑っちゃうそういう空気の作り方ができる人なんだよな」

 うーん。言いたい事はわかるんだけどなんで例えが「うんこぶりのすけ」なの?

「えっ?」

 えっ?

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